コーケンのソケットを使ってみた。
有名になったコーケン
私は工具にあまり詳しくありませんが、それでもＫＴＣ、ＴＯＰ、ＴＯＮＥ、スナップオン等は25年前から知っています。以前は車とバイクを両方所有し特にバイクは細かいメンテを行っていたので頻繁に工具を利用していましたが、結婚しバイクから降りてから最近までの約8年、工具を利用する機会は夏冬のタイヤ交換程度になってしまいました。山下工業研究所という名前も恥ずかしながら先日知ったばかりで、どのようなメーカなのかさっぱりわかりませんでした。が、昨年から工具を利用する仕事があり、自前の工具を使って仕事したくなったこともあり、いろいろと調べて再び工具を持つことになりました。
車の部品を取り外す仕事
最近は古い車から部品を外すことが多く、錆付いたボルトに関わることもよくあります。茶色の錆ついたボルト・・、油を注してメガネでゆっくりトルクをかけて・・、この作業の中でたまにネジ山を潰してしまいそうなこともあり、その都度安物の工具からまともな工具へ切り替えようと考えるのですが、ずるずると日が経過する毎日。そしてやっと先日コーケンという会社のソケットを買ったのです。買うまでには色々なサイトでメーカの評価を読みました。するとコーケンはソケットに関しては安いけれど一級品として評価されている様子。アマゾンでも高く評価されています。ここまで評価されているなら大丈夫かな・・と考えコーケン私はZ-EALというブランド商品で9.5のソケットを数個購入しました。
使ってみると良さが分かる。
見た目は正直ダサイです。TONEの工具は見た目も考えられていてオシャレですがコーケンはダサイ感じ・・、ちょっと失敗したかなと思いながら錆びついたボルトをソケットに差しこんでみたところ・・・・、あれれ、殆ど隙間がないのです。ボルトを以て動かしてもグラ付きはまったく無い・・。今迄安物ばかり利用していた私はちょっとびっくりしました。私の常識ではソケットにボルトを差し込んでもボルトを下側に向けると引力で落っこちるのが常識だと思つてしました。が、コーケンはそんなことはありません。ソケットが確かにボルトを支えているのです。これには驚きました。高級工具とはこういう精度のことなのかとはっきり見せつけられました。コーケンのソケットは金額から見ると安物の部類に近く、見た目も二流の感じがありますが、品質だけで言えば本当に一流だと思います。
第一印象だけで判断してはいけない。
コーケンは買ったソケット一つで気に入りました。見た目や価格で判断しては行けないと思いました。とはいえ、事前に他の方の評価を読んでいたので私は購入することができましたが、何も調べずに本格的な工具を購入される方はＫＴＣ、ＴＯＰ、ＴＯＮＥ、スナップオン等の有名どころに頼ってしまうと思いますが、この時代WEBによって情報が豊富にあるのですから入ろいろと時間をかけてから購入してみては如何でしょうか。選んで買うまでの楽しみもありますよ。